-自己紹介をお願いします。
枯草章吉です。
ゲームに混ぜたネタがあれなので誤解されてる気がしますが、
ぜんぜん濃くないですよ。薄いですよ。
-「人生を変えたゲーム」を5つ選んで、思い出を心ゆくまで書いてください。
(コンピュータゲームでなくてもかまいません)
人生 ?
- ドラクエ1
定番すぎですが。
友人宅でファミコンやっても「慌しくて面倒だなあ」
としか思わないトロい子供だったのですが、
ファミ通か何かの攻略記事を見て興奮し、
思わず本体ごと購入してしまいました。
これが人生を間違えるきっかけだった気がします。
- グレイルクエスト二巻 ドラゴンの洞窟
14へ行け。J・H・ブレナン氏作のゲームブックです。
当時はドラゴンファンタジーというシリーズ名で出てました。
イカれたユーモアが癖になります。
ただし三巻の地下迷宮はいただけないけれど。
移動とワンダリングモンスターの処理が面倒すぎて死ねる。
で、件の二巻なんですが、
途中に一枚絵の地図で表現された村に迷い込む場面がありまして。
地図上のあちこちに移動先のパラグラフ番号が書かれてる、
という形式なんですが。そこの探索が実に面白かった。
グレイルクエストではこの後も同じ形式のマップが多用されます。
これをPCでやれば面白いだろう、と思って出来たのがRuina。
手元に置いておいたはずなのに、いつの間にか消えてました。
気の迷いで古本屋にでも売ってしまったか、
それともどこかのダンボール箱の中で腐ってるのか。
現在は創土社から復刊中で、三巻まで出ています。
ぜひ購入をご検討下さい(布教)。
- Dungeons & Dragons
コンプティーク誌でロードス島2の連載やってるの見て、
面白そうだと思って近所のデパートふうの店で購入。
プラモの横でボードゲームやTRPGが売ってました。
買ったはいいものの、誰もDMやってくれないので、
仕方なく自分がゴブリンの洞窟をうろうろするだけの
シナリオ作ってプレイしたような記憶があります。
みんなバラバラに行動してたので、1ターンごとに
それぞれの移動と戦闘と探索を処理することになって大混乱でした。
あとこのへんで人生を間違えた気がしてなりません。
ただし当時小学生で、20面ダイスとアーマークラスと
なんか変な表の関係が理解できず、
「出目が大きかったらなんとなく命中」という
極めて適当な処理してました。
よく文句出なかったな。
みんなも適当だったに違いない。
そのうちにドラゴンランスと指輪物語と
ダーク・ソード(という小説がある)をパクったような
キャンペーンシナリオしたりもしましたが、
この適当癖は長いこと治りませんでした。
今はもう当時の面子が集まらず、
まともにプレイする気力体力もなかったりしますが。
あれこれの問題も含めて、楽しかったです。
使わずに眺めてたイモータルセットとか。
えーと、あと二つか……?
どうしよう、人生への影響を感じるほどのはもう特にありません。
あ、最近のだとOblivionが楽しかったです。
RPG観を揺さぶられるくらいに。
町を歩く、荒野を旅する、洞窟に潜る、敵を見つける、戦う、罠に引っかかる、死ぬ、
という一連の行動一つ一つのディテールが濃いのが良い。
古いゲームが細部を省略することで想像力を刺激して
プレイヤーの脳内に生み出してたイメージを、
実際に作っちゃったよ! という感じです。
新技術のゲームはスゴいですね。さすが21世紀だ。
あと、うっかりすると犯罪しちゃったり
崖から落ちて死んだりするんですが。
我々も普段、犯罪を犯さないように、事故に遭わないように、
と気を付けながら生きてるわけで。
そのへんのシビアさの再現も没入感を生み出す理由かもしれません。
これは、去年に時間をモリモリと食われた、という意味で人生に影響あった。
あとタイトルがOblivion。日本語にすると忘却界。
あと一つは……ちょっと思いつかない。
RPGツクール2000、という事にしときます。
-何をきっかけにフリーゲーム制作を考えましたか ?
昔から、暇を見ては一人で何か作りたがる人間だったので、
特にきっかけといったものは無いです。
ただネットでフリーゲーム関係のサイトが盛り上がってるのを見て、
それに触発されて公開を目指した、といった部分もあります。
-Ruina以前に作ったゲームがあったら紹介してください。
ツクール95では何かツクらなかったんですか?
MSXでBASIC使ってRPG作ろうとして、マップをスクロールさせたところで力尽きました。
Danteとかいうツールでは、フツーな感じのRPGを作ろうとして、
ゴブリンの砦を作り終えて大図書館マップを作り始めたあたりで挫折しました。
(選択肢を作れないという信じられない仕様だった気がする)
Dante2では、山岳地帯の蛮族と都市国家の対立に謎の少女が絡むような、
宮崎アニメっぽい雰囲気のARPGを作ろうとして、
マップチップを作ってるあたりで挫折しました。
ツクール95では、記憶を失った戦士が巨大都市での陰謀に巻き込まれる、
みたいなRPGを作ろうとして、その巨大都市のマップを作り始めたあたりで飽きました。
素材のパレット全部揃えながら絵を描くのは難しすぎた。
全部エターなってますね。
こうして並べて見ると、マップのグラフィック作りで挫折してばかりです。
Ruina方式だと、そのへんを省力化しつつイメージ通りのビジュアルにできるので
なんとか完成できたのかもしれません。
-Ruinaの作成を始めたのはいつ頃でしたか ?
古いデータを漁ってみたら、最古のは2003年の10月でした。
こんなの。
-当初どんなゲームを目指して作り始めましたか ?
えーと、名は伏せますが、好きなRPGのシリーズがあるんです。
熱血とボーイミーツガールの、勢いのあるストーリー。
美しい美術と演出。操作しやすく、戦略性のある戦闘。
仲間はもちろんモブにまで血の通ったキャラクター造形。
という良作なんですが、唯一、ダンジョンだけが納得行かなかった。
特にイベントが多いわけでもない広大な迷路と、異様に高いエンカウント率。
戦闘と探索を楽しむためのゲームならこういうのもアリですが、
あくまでストーリーの通過点という位置づけのため、
玄室一つ雑魚敵の一種類に思い入れができるほど記憶に残るわけでもない。
すぐ通り過ぎちゃうから。
でも進むためには、ダンジョンを通過するしかない。話の先が気になるし。
繰り返しプレイしたいのに、あのダンジョンの面倒さを考えると躊躇する。
そんなゲームでした。
また別の話になりますが。
小説や映像で、迷宮を探検するような作品を作る場合、
ダンジョンや雑魚敵は物語上必要な場合にのみ登場することになります。
「迷った」というエピソードが欲しい場合に迷路を描き、
「敵だらけで危機一髪」という描写が欲しい時に雑魚敵の群れが出現します。
数十回も雑魚戦闘を描いたり、何十分もダンジョンを歩いたりはしない。
その代わりに、様々な意味のあるイベントがみっちりと詰まっています。
要するに、他ジャンルの理屈でRPGを作ってみたらどうなるか、
やってみようと思ったわけです。
あとそれと、有名になって、似たようなゲームが何本も出たらいいなー、
とか思いながら作ってました。
自分で作ったものは、自分でプレイしてても完全には楽しめないし。
-ツールとしてツクール2000を選んだ理由は ?
当時まだ新しいツクールで、シンプルなフロントビューバトルが
作りたい内容に合っていたからです。
その後、XPが出て……VXが出て……
と、激しい置いてけぼり感に悩まされましたが、なんとか完成させられて一安心。
-最初にどこから作り始めましたか ?
最初のダンジョンである、滝の洞窟からでした。
あとはシステム周りで、スキル判定やマップ表示で試行錯誤してました。
-みなさんからの質問にお答えください。
(
>>2さん)
とにかく全部が面白くて細部までバランスがいいゲームなのですが
作っていく上で特に気をつけたポイントってありますか?
ゲーム内でのお約束や、ルールを作って、
それをできるだけ維持することです。
(
>>2さん)
書きやすかったルートや特に気に入っているシーンはありますか?
魔術師ルートは比較的楽でした。
趣味だけで書きました。
神官ルート固有マップの冒頭部のシーンとか、
あと異界描写全般は書いてて楽しかったです。
逆に苦手なのは、兵隊とかがいっぱいウロウロする部分です。
こいつら何故いつも叫んでるんだろう? と悩みながら
テキスト書いてました。
(
>>2さん)
入れる予定だったけれど削ったシーンやエピソードがあったら知りたいです
地獄っぽい所まで降りてって神と戦うぜキャッホゥ!な
おまけダンジョンを入れる予定だったんですが、
なんだか陰惨な場所になりそうだし、最後の最後で気を滅入らせるのもな、
と思ってお蔵入り中です。
(
>>2さん)
誰のおっぱいが一番大きいんですか?
夢を計るなんて私にはできません。
(
>>2さん)
10代の頃に影響を受けた作家や作品があれば知りたいです。ゲームに限らずなんでも
ゲームよりは、本とかの方が多いです。
兄の本棚で藤子不二雄と小松左京とベーマガとムーを盗み読んだりとか。
中学の頃は、授業中に隠れて指輪物語読んでました。
同時期、栗本薫のグインサーガで徹夜したり。
このへんからドラゴンマガジン系統のライトノベルや
軽めの海外翻訳ファンタジーを読むようになって。
少し後になると、ミヒャエル・エンデやル=グィンのような、
ゲームっぽさ(?)の少なめな海外ファンタジーに憧れるように。
そのへんの繋がりでユング心理学にハマッたのは黒歴史。あれは罠だ。
エヴァや古橋秀之は、10代……か? どうだっけ。
こうして振り返ると、10代の頃の自分は、今よりはマシだったのかなと思います。
今はもっとしょうもないものにばかり影響を受けてます。
パンツアニメとか。
(
>>3さん)
今後続編などゲームを作る予定はありますか?
ありません。
常に一発屋であろうと心がけています。
過去の人と呼んで下さい。
実際、短編や長編やダンジョン経営ものなど、
作りたいネタは色々とあるのですが、時間的に予定が立たず。
なら、無いという事にしといた方が良さそうなので、そういう事にしておきます。
期待されているようなのに、すみません。
ところで、やはり今はツクール2000だと厳しいんでしょうか。
一応、ウディタの基本システムをマウスで動かせるように改造してみようか、
とか思って色々弄ったりはしてみたんですが。
なんだか大変だった。
(
>>4さん)
おまけ3のショートストーリーのシーフォンやテレージャにみられる
オタクの生態描写のあまりの生々しさに戦慄を覚えつつ爆笑したのですが、
(シーフォンは本編でも、自分だけ仲間はずれにされると一方的に思い込んで拗ねていたりしますが。
ヒネた10代男性にありがちな思考回路で微笑ましかったです)
この辺の言行に関しては具体的なモデルが居らっしゃったりするのでしょうか。
差支えの無い範囲でお答え頂けると楽しいです。
ノーコメント。ノーコメントです!
あと、シーフォンの基本的な性格については
永野のりこ氏の漫画の主人公たちがアレな感じでソレです。
(
>>5さん)
シナリオ哲学というか、作成法の持論みたいなものはありますか?
持論というか、なんと言うか……。
創作物というのは、受け手の感情を動かすことを目的にして作られる
機械のようなものであって、目的がはっきりしている以上、
どこかに最適解みたいなものが存在するんじゃないか、
みたいな妄想に取り付かれる事がたまにあります。
それと、エンタテイメントは誰でも楽しめるものであって欲しいと思うので、
話が生臭くなりすぎないようには気を使いました。
効果あったかは微妙だけれど。
あと、シナリオ、あるいは創作物全般というのは
「模型の設計図」みたいなもんじゃないかと思ってます。
作者の頭の中には、伝えたいイメージやテーマ、面白さみたいなものが存在してます。
でも、それを直接受け手に伝えることはできません。
脳味噌を直結するのでもない限り。
で、どうするのかと言えば、設計図というか、組立説明書みたいのを描くわけです。
この材料を元にして、こう順番に組み立てれば、私の頭の中にあるものを再現できますよ、
と手順を描いていく。
受け手は、手渡された設計図を元に
自分なりのイメージを頭の中で組み立てていきます。
結果として、作者の頭にあるものに近いか、それ以上のものができたら成功。
受け手の頭/心の中に、今まで未知だったものが構築されるんだから、
何らかの形で感情が動く可能性は高い。つまり、感動する。
しかし肝心の設計図が不完全で欠けてる部分があったり、
手順の説明が不親切でうまく行かなかったり、
そもそもつまらなくて、読んでも組み立てる気にならなかったりしたら、失敗。
要するに、創作物(設計図)の出来の良し悪しは、それ単体では計れず、
受け取る側にとって使いやすいか、といった機能性で考えるべきだ、
という話でした。
でも、こんなことで色々と悩みながら作ってても、
作者の方は面白いのかどうか。
もうちょっと気楽な方がいいのかもしれない。
(
>>5さん)
理想のRPG像などあれば語って頂きたいです
よく、「町の人々が生き生きしている」といったRPGへの褒め言葉がありますが。
町やNPCを造形するのと同じような気の配り方を、
雑魚敵やダンジョンの通路一本にまで行き渡らせることができれば、
理想のRPGに近くなるんじゃないかなーと思ってます。
(
>>6さん)
よく遊んだTRPGや、印象に残っているゲームブックは?
TRPGでは、上の方でも書いてあるけどD&Dと、あとは
ソードワールド、ワースブレイド、トーキョーNOVA、ブルーフォレスト、
蓬莱学園、ファーローズトゥロード、なんかをその時々の気分で。
どれもこれも適当なプレイで、まともなプレイヤーから怒られそうでしたけど。
深淵 も好きでした。設定資料を眺めるの専門でしたが。
ゲームブックでは、J・H・ブレナン。
ファイティングファンタジーも少しやりましたが、
火吹山の魔法使いの終盤にある迷路をクリアできずキレてた記憶が。
あとドルアーガの塔やゼルダ、ドラクエをゲームブック化した
軽いものをよくやってた気がします。
ファミコンソフトは高かったので代償行為だったのかも。
鷹の探索は私もやりました。あとドラゴンランス原作のものなど、
富士見ドラゴンブックのは、システムがこなれててプレイしやすかった気がします。
(
>>7さん)
大河物語や世界地図で紹介されているホルム以外の地域や、各登場人物の生育環境も大変気になります。
ぜひ設定資料集を出して頂きたいのですが、ご予定のほどは如何でしょうか。
ぬう。ではちょっと何か考えてみます。
(
>>7さん)
また、真・夜種王とメロダークの全裸に対するこだわりはどう違うのでしょうか?
…いや、これは純粋な学術的好奇心から云々…どうも失礼いたしました。でもやっぱり知りたい。
様々な困難を克服し得る、人間の肉体というものへの驚嘆と賛美が、メロダークの裸です。
彼が脱ぐのは、その思いを周囲に理解させようと試行錯誤しているからです。
対して夜種王のものは、秩序を破壊し混乱を招くための裸です。
二人は決して相容れない存在だと言えるでしょう。
やることは同じだけど。
-> ただネットでフリーゲーム関係のサイトが盛り上がってるのを見て、
> それに触発されて公開を目指した、といった部分もあります。
と言うことは、フリーゲーマー歴もだいぶ長いのですね ?
個人的にオススメしたいフリーゲームがあったら教えて下さい。
-設定、ストーリー、キャラクター等々、だいたいどの順番で作っていくのでしょうか。
まず大体の構成を決めて、必要に合わせて個々のストーリーや設定、キャラを作っていった感じです。
-○システムについて
料理、調合、釣り、合成等さまざまなシステムが化合している本作ですが、
体系を作り上げるまでの試行錯誤のエピソードをお聞かせ下さい。
ボツになったシステムはあるのでしょうか。
(
>>8さん)
チェックポイント日数や採取物数などのバランスに
適度にスリルがあって楽しかったのですが、
どのような所に注意してゲームバランスの調整を行われましたか?
採取や料理・合成などは、ゲーム的な必要というより、生活感を出したくて後の方で加えたものです。
ですので、無くても何とかなるけど使えば楽しくなるように、という感じで作りました。特に料理。
一回の探索で作るであろうアイテム数の上限をだいたい決め、それに合わせて材料の入手数に制限を加えてます。
この部分はあまり厳密ではなく、終盤の難易度が下がる原因になってます。
ただ最後あたりまで行ったら、細かいこと考えずにズンドコ進めた方が気持ち良いかもしれないし、
あれはあれで良かったのかも知れません。
前向きに考えてみました。
-○ストーリーについて
「やたらと大きくなる話のスケール」ですが、こんなに大きくしようと考えはじめたのはいつですか ? 最初から ?
誰でも作り始めた最初は、
「アマルソネス大陸でギルデスア王国とラスカ共和国の戦争が続くなか魔王リルルスタスが復活し……」
みたいな無意味にスケールの大きい話を作っちゃって、後から作りきれないと気づいて規模縮小したりするもんですが。
そのまま突っ走っちゃっただけなんです。
-パーティーキャラクターの性格はどうやって固めていきましたか ?
初期に性格が固まったのは誰あたりでしょうか ?
書きやすかったキャラと、書きにくかったキャラを挙げてください。
最初は思いつくままに作っていったんですが。そのままだとキャラが被ったり職業的に偏ってたりしたので、
全体のバランスが取れるようにと、少しずつキャラとしての属性や能力を変更していきました。
一人のキャラを複数に分割したり、逆に混ぜたりと、無理のあることもやってます。
妙に中途半端なキャラは、この作業の時に割を食ったため。
初期にキャラができたのは、パリス、ネル、ラバンのチュートリアル組と、シーフォン、フランなど。
書きやすかったのは、ネル、テレージャ、アルソンといったあたり。
書きにくかったのは……。
メロダークは、途中でヤケになって女にしようかと思いました。顔グラだけ変えても無愛想女騎士キャラで通りそうだし。
パリスは割と思い入れのあるキャラなんですが、
柄の悪さをシーフォンに吸われて(似たのが二人いたら鬱陶しいし)
キャラが薄くなってしまった。悪いことをした。
キレハの口調は、女言葉を書くのが難しかったので、途中で「マリア様がみてる」を読んで鍛えました。ごきげんよう。
ちなみに最初はただの犬でした。
町をうろうろしてて、主人公に懐いてるだけの、普通の犬。
スキルの都合で人間になりました。
-○グラフィックについて
自作ゲーム以外では普段どんな絵を描いているのでしょう ?
練習等はしているのでしょうか。
お色気ギャル絵なんてぜんぜん描いてませんよ。
本当ですよ。
嘘じゃないですよ。
-描きやすかったものと、描きにくかったものを挙げてください。
自然の風景っぽいものが描きやすかったような。
かっちりした建造物の絵なども、ちゃんと描けると達成感があって楽しいです。
人物が多数入り乱れている絵は苦手です。
女神の絵は神秘性と可愛さ?みたいなものを両方出そうとして、二、三回描き直してますが、結局納得できずにいます。
-特にマップについてこだわりがあるようですが、ポイントを教えて下さい。
グラを綺麗にして行くと、だんだんと情報の全てを絵で表さないと不自然になり、作業量が際限なく増えていきます。
簡素な表現で済ませつつ、プレイヤーの想像力に訴えかけて情報を伝えるようにすれば、
作業量少なめで個人制作者に優しいけれど、ちょっと寂しい。
なわけでして私としては、手描き地図風マップの活用をお勧めしたい。
多少雑でも、それはそれで味が出ます。怪しいマークが描き込まれた絵地図なんてもう最高。
皆さんどうですか。
いやただの趣味ですが。
-○音楽について
公開当初はRTPだけだったと記憶しているのですが、
それは何か狙いあってのことだったのでしょうか ?
(
>>16さん)
そういえば音楽がRTPだったのは、
何かこだわりとか狙いがあったのでしょうか?
個人的には途中からRTPなのを忘れるぐらいオリジナリティを感じる使い方だったのですが、
それでも別の素材を使っても不思議ではないと思ったので
いえ、要所要所ではフリー素材による曲を使わせて貰ってました。
ラスボス戦とエンディングでの曲の盛り上がりが頂点になるように、序盤から中盤までは抑えて行こうと考え、
ならばと普通な感じの曲が揃ってるRTPをメインにしたのですが。(それプラス、静かな曲調のフリー素材曲も)
冒頭からRTP曲なのは不評だったようなので、いつか使おうとフォルダにしまっておいた激しめの音楽素材も使わせて頂きました。
曲調が独特だったり、気に入ったので、差し替えしなかったRTP曲も多かったですが。
(
>>9さん)
2003年からという非常に長い開発期間だったとのことですが、
その間、どのように制作のモチベーションを維持されたのでしょうか?
自分はすぐに途中でやる気をなくしてしまうので、ぜひ秘訣を知りたいです。
こだわってる部分を妥協せず作り込むことで、「この作品には作る価値がある」と思い込むことができました。
それほどでもない部分は思いきって手を抜き、労力を減らしたりも。
あと制作に疲れたら、妖精の塔で大嶋啓之さんの曲を聞きながら
「あ〜ケルトケルト……なんかケルトっぽい……ボクも妖精の国に連れてって……! ……ウヘヘ……!」
とモチベーションの維持に努めました。
ただある程度形になった後は、こんなゲームはクソだ! と思わないと完成度を上げられないので、
そのあたりとモチベとのバランスが難しいところでした。
(
>>10さん)
フィクションノンフィクションリアルひっくるめて、お好きなダンジョンがあれば教えてください
リアルのダンジョン……池袋駅?
ラビリンス/魔王の迷宮
という映画があって、実に幻想的だった記憶が。
ゲド戦記二巻の地下迷路。
一歩一歩手探りで既知の領域を広げていく、あの不安な感覚がたまらない。
山本弘氏の、サーラの冒険 という小説の一巻に出てくる洞窟。
「ダンジョン」というより、あくまで「洞窟」という感じだった気がする。
(
>>10さん)
タイタスさん=サルゴン大王のように、歴史上の人物をモデルにしたキャラは他にもいますか?
テオルのことは、早く生まれすぎたフリードリヒ二世? みたいなイメージで作りました。
あと悪役として、塩野七生氏のチェーザレ・ボルジアの小説読んで「うわっ嫌な奴」と思った印象を投影してみたりとか。
(
>>10さん)
「Ruina 廃都の物語」という題名はどういう経緯でつけられたのでしょうか
最初は「廃都物語」だったんですが、「○○物語」は被る他作品が多いなーと思い、
ラテン語の辞書をめくって適当に付け加えて……。
がっかりですね。
あと、「i」が真ん中に来るとタイトル画面のバランスが取れて格好良かったので。
(
>>10さん)
次回作は予定なしとのことで、残念な一方さすがRuinaの作者さんだと感じたりもしてなかなか複雑な気持ちです
未練がましい質問ですみませんが、キレハの狼イベントのようにイベントが追加される可能性はありますか?
ちょこっとした追加程度でしたらあるかも。
(
>>11さん)
作成中のエピソードなど聞かせて頂けたらうれしいです
作った場面の順番や、どこかで一時製作が止まってしまったかなど
メインのダンジョン部分は比較的楽に作れたんですが、後からストーリー部分を追加している段階で手が止まりました。
なんで四つもルート作ったんだろう?
真面目そうな話をしてる部分のテキストや、ラブラブした話を書くのは苦手だったので、
疲労して脳の一部分が麻痺してから書いたりしてました。
ホラー面の宮殿を作ってる時は、体調不良や悪夢に悩まされました。
きっと霊障。
(
>>11さん)
戦闘バランスとかの調整過程はどんな感じだったのでしょうか?
戦闘バランスは、攻撃力・防御力・回復力・状態異常等々を一種類の数値に換算して評価し、
いろんなスタイルのキャラを作っても大体同じ強さになるようにバランスを取ってました。
でも、これで完璧! と思ったあたりで根本的なミスに気付いて、全部設定しなおしになったり。
ある種の攻撃方法を、中盤あたりのレベルでの強さで評価してたせいで、終盤でやたら強くなっちゃったり。
それを公開後に気付いたり。
どうしてもバランス型が弱くなったり。と反省点も多々ありました。
(
>>12さん)
作中では詳細を語られていないラバンの過去について、できればもう少し詳しいことが知りたいです
<狼>イベントで言っていた、約束を交わしたキレハの先祖=魔王なんでしょうか?
なぜ本では魔王の呪いで死んでしまったことになっているのでしょうか
ダッタにあっさりあげようとするなんて、ターニャちゃんのパンツについてはどう思っているのでしょうか
魔王の一族にも「もうこんな魔王はイヤだ」派がいたようで。キレハはそっち系の子孫です。
呪いで死んだことになってる理由は内緒です。
パンツが来る時があれば、去る時もある。
それがラバンの考え方です。
(
>>13さん)
枯草さんが一番気に入っているキャラ、好きなキャラは誰ですか?
ぬう……。
とりあえず今は、エンダか仙女かタイタスさんのいずれか?
(
>>14さん)
普段の生活習慣の中で何か変なことしてますか?
製作に関係することでも、それ以外でもいいですのでー
何か変な習慣はないかと一日を振り返ってみましたが、
極めて普通で平均的で常識に満ちた生活だったので、そんなものありませんでした。
ごめんいま嘘つきました。
消すのも勿体ないな、と放置したまま忘れてたものなので、思わず鼻水噴きそうでした。
(
>>17さん)
好きな食べ物と、今日の晩御飯を教えてください。
好物は、白身魚のフライとか。夏は出汁醤油かけた豆腐が食べたくなります。
夕飯は麻婆丼でした。
(
>>18さん)
気になることがあるのですが、テオルは捨て子だったんですか?
バルスムスが彼を運命の子と勘違いしていたので
どう見ても主人公だろボケてるのかこのおっさん状態だったのですが
テオルが捨て子なら勘違いも致し方ないと思います。どうなんでしょうか。
いえ、テオルはネス大公の実子です。
けれど親子仲がひどく悪いようですし、実の親子ではないと噂されるような事情もあったかも知れません。
外部の人間が、彼の生まれについて確実に確かめるのは難しかったでしょう。
神殿軍の立場だと、何よりもまず、例の子供は帝国復活のために表舞台に出てくるはずだ、
という先入観があります。それを警戒しているわけですから。
孤児という条件に対しては、確認が難しいのと(養親や周囲が隠していたら分からない)、
対象になりそうな人数が多すぎるため、優先度が比較的低い。
言動、思想、能力、裏でなんか作ってたり魔術師雇ってたり実際に帝国復活のため大ハッスルしたり、と
ここまでやってたのがテオルだけだったので、怪しすぎて勘違いされた一方で、
地元出身カリスマ探索者のAさん、である主人公は警戒対象に入らず、スルーされてしまったわけです。
ただし、主人公の生まれについての情報が神殿軍にちゃんと伝わる状況であれば、
関心を持たれて詳しく調べられてしまい、主人公が疑われるでしょう。
メロダークが普段いかに仕事サボってたか、という事ですが。
(
>>19さん)
製作中に色んなことを同時に考えすぎて、
もうだめだー!ってなった時とかありますか?
そういうのを回避するコツとかはあるのでしょうか・・・
とりあえずそんな時は、考えたことを順番にメモ帳に書き出してます。
文章にすると多少は整理できる、ような気が。
-5年に及ぶ長い開発の末、「もう公開しよう」と決意したのはどのタイミングでですか ?
コンパクが終了して、その次のふりーむコンの締め切りが近づいてきた時です。
出せる時に出しておかなきゃな、と。
-公開当初はどんな心境だったのでしょうか ?
心境というか何というか。
直後、いきなり大きなバグが出て、その修正にてんてこまいで大変でした。
最終チェックとして、大きなルートが四つあるのを順番に通しプレイして、
その最後の四番目が終わったところで重要なバグを見つけ、ふう危ないと修正したら
それが原因で他の三つのルートが全部バグったという罠。
-公開して特に予想外だったことはなんですか ?
ストーリー部分が意外と好評だったことです。
RPGでこんなに文章多くてもなあ、と削って、それでも文章量多くなって困ってたんですが。
削ったおかげで適度な量になったのかもしれません。
-印象的だったプレイヤーの反応を教えてください。
シーフォンの人気が高かったのには驚いた。
それと、やり込みが凄かったところです。
作者だとテストプレイを何十回としてるから、最後らへんでは飽きてきて飛ばし飛ばしで
淡泊なプレイしがちなんですが、そういう視点では見えないような部分への指摘も出ました。
-ゲーマーから作者に立場が変わって、枯草さんご自身に
何か変化はありましたか ? (考え方等々)
立場が変わったことによる変化は、あまり。
ただ、作ったら作品は手を離れて、それで終わりなのかな、と思っていたけれど。
フリゲは完成させてからも色々とあるものなんだなあ、とは感じました。
-今振り返って、本作の最大の反省点があるとしたらどこですか ?
もうちょっとゲームバランスは厳密に、厳しく、という感じにできたんじゃないかと思いました。
ただ、あまり厳しくすると一部の人しかクリアできなくなるかも知れないし……。
なかなか悩ましかったです。
(
>>20 : もそさん)
個人的には、もし次回作があるならシェアウェアで成功して、
DS化してくれないかな!
と、勝手に妄想しております。
RuinaはDSのタッチペンとも相性がいいですし
世界樹の迷宮等をプレイする
レトロな雰囲気に惹かれるコアユーザー向けに宣伝すれば、
なんだか商業でも行けそうな気がするのですが!
シェアというのも、一度やってみたくはあるのですが。
苦労しても「これは俺の趣味だ」で済ませられるフリーの気楽さを
捨てるだけのメリットが得られるのか、どうもよく分からなくて。
あと、一人で全部やってユザサポとかは大丈夫かとか。
このあたり、実際にシェアでやってる人に詳しく聞いてみたい。
DSは……無茶苦茶にハードルが高い気がします。
よほど積極的に売り込みしなきゃ無理でしょうし。
買うと言われたらそりゃ売るんですが。
(
>>21さん)
このような質問は設定集を待てという話ながら、
地名や人名・神の名前に何か元ネタや法則性はあるのでしょうか?
「レンデュームはスイス系」という噂を耳にしたもので。
元ネタがある場合もあり、無い場合もあります。
割といいかげんです。
この地方は現実世界で言うとこの国、みたいなイメージは決めてありますが、
異世界ですし、元ネタの国の名前で揃える、といったことはしていません。
間違えたり、その国の人に笑われるような名前付けちゃったりしたら恥ずかしいし……。
(
>>22さん)
各種夜種王は同一人物なのでしょうか?姫と人魚は系統が近いと思うのですが。
……あれは……。
別々に生えてるキノコが、地中では菌糸で繋がってる……ような?
(
>>23さん)
シーフォンは死者の書を集めて何をするつもりだったんでしょうか
魔術師編をプレイしながら友人を復活させるつもりなのかと思っていたのですが、
死者の書を揃えて使えるようになる呪文がむしろトドメ系だったのでずっと気になっています
何かを経験した結果、死という概念に取り憑かれたため、
単に魔力を得ようとした時に自然とそちらの系統に惹かれたのだと思われます。
ザラキにロマンを感じるタイプ。
ちなみに墓所でボス倒す前にテレージャを連れてると、死者の書の説明を少し聞けたりもしますが、
あの本は本来、再生のためではなく葬送や鎮魂用のものだと理解して貰えれば。
(
>>23さん)
竜の塔の湖に現れる渡し守と大廃墟の渡し守、あれはどちらもク・ルームさんなのでしょうか
それとも全部が別の人なのでしょうか?
全部ク・ルームのつもりでした。
大廃墟の方は一度渡った後も待っててくれるのでやや矛盾してますが、
墓所開通あたりで小舟を残していなくなる、と考えて頂ければ。
ちなみに銅貨を要求するのには、タイタスが
「ククク……分かるかこの意味が。貴様は自らの意志で渡し賃を支払い、黄泉の川を越えるのだ!」
という感じに、無駄に魔術的な理由を付けているとかいないとか。
どこかの殺し屋さんみたいです。
(
>>24さん)
キャラクターの年齢は決まっていますか?
具体的に決まっていなくてもキャラクター同士比較して上下があるようなら教えてもらえると嬉しいです。
↑年上
ラバン
アダ、デネロス、バルスムス、ゼペック
カムール、ピンガー
オハラ、テオル、メロダーク
ウリュウ、パーシャ、テレージャ、アルソン
キレハ、パリス、ネル、フラン
ギュスタール、シーフォン
チュナ
エンダ
↓年下
こんな感じ……かな?
主人公はキレハからフラン付近のどこか。
14才以外は曖昧です。作中と矛盾する部分があったら、作中の表記を優先して下さい。
(5.29追記:まとめ直しました。同じ行のキャラ同士は年齢が近いものとします)
(
>>25さん)
宮殿の 気をつけろ 天ばつ !!いんぼう!!はだれが書いたんでしょう
そしてあの中の<私>って誰の事なんでしょうか
ヘロデン教授が土星人みたいな姿なのと同じくらい気になります
どんな人物が書いたか、何のためなのか、想像してみて下さい。
イヤな考えになってきたでしょう。
それが正解です。
(
>>26さん)
テオルはなぜ地上に小人族を連れて出ることができたのでしょうか
個人的にはタイタスが手助けしたのかなと思っているのですが…
はい、タイタスが塔の封印を一時解除して連れ出したものです。
地上では、テオルの下で働きつつもアイビアの指示を受けていたようです。
(
>>27さん)
枯草さんは目玉焼きにはなにをかけますか?
ちなみに私は醤油です。
タルタルソースです。
マヨネーズ? ハンッ!
あんなのタルタルソースの未完成品っすよ!
(
>>28さん)
昔遊んだTRPG等を思い出しつつ、大変楽しくプレイさせていただきました。
群を抜いた美しいテキスト、世界観を雄弁に語る挿絵の数々、
語り手としての高い技量や、繊細な演出にたちどころに魅了され、
凝ったシステムに唸り、アルソンとテレージャの虜となり、
気付けばおまけが全て出現していました。素晴らしい作品をありがとうございます。
随所にちりばめられた「こちら側の人」ならではのパロディや濃ゆいネタに
ニヤニヤしながら、枯草さんと夜通し語りたい……と、
プレイ中に何度思ったか知れません。(知識量や守備範囲は足元にも及びませんが)
グラフィック・サウンド・イベントのマッチングも絶妙で、
特に墓所は入り口から最後までその巧みな雰囲気作りにおののいたのですが、
何か意識されたことはありますか?
また、お好きな映像作品・音楽があれば教えていただければ幸いです。
なんだか恐縮です。実際は付け焼刃だらけだし偏ってますが。
アニメや映画は色々と観てはいますが、最近は特に好きと特記できるものがなくて。
音楽もたまにゲームサントラ聞くくらいで、その繋がりで志方あきこさんを知ったり。
守備範囲外だとこの程度で、特に語れなかったりします。
墓所玄室のマップなどは、たしか昔に見たアボリジニの伝統絵画を参考にしたような。
あそこの迷路は実際に中に入って歩いてみたいですね。死ぬけど。
(
>>29さん)
キレハが可愛すぎてパーティーから外せないのですが、どうすればよいでしょうか。
外さなくてもいいではないですか。なぜ外すのですか。
放置プレイが似合いそうだからですか。
(
>>30さん)
デネロスは魔術師ルート以外では生き延びていますが、
テオルやバルスムスはルートによっては生存しているのですか?
バルスムスは、なんだかんだで死亡してしまうようです。
テオルは行方不明で済む場合もあるかもしれません。
(
>>30さん)
またユリアがヒマしていたのは3000年間とあるものの、
古アルケアの崩壊は2000年前とされている点や、
それはたぶん私の間違いです。
正しくは2000年。
(
>>30さん)
アイビア、ナムリスなどの魔将がその間何をやっていたのかも気になります。
彼らは基本的に、各塔の要所や帝都に配置され、特に用事のない時は眠っていて、
問題が起きるかタイタスの計画があると覚醒していました。
各々の役割は、ラァグは定期的に小人族の操作
ダーマディウスは帝都の管理
ナムリスとアイビアはたまに地上に出て情報収集や仕込み
ク・ルームは寝るのが仕事
というものだったようです。
-ふりーむコン最優秀賞受賞、おめでとうございます。
で、何をもらったのか、教えてもらえます ?
うまい棒一年分がでかい箱で来たときは、
さすがにテンション上がりました。脳内うまい棒祭り。
一日数本ずつ食って食い尽くしてくれるわフハハーと思ったのですが、
一週間くらいでギブアップしてあちこちに配って回ることに。
シンプルなチーズ味やポタージュ味が美味でした。
サラミ味?だったかは味が濃すぎて厳しい。
あと、ふりーむのポストカードなども入ってました。こんなの。
一瞬、「おぬしもワルよのう」で「見抜かれてる!?」と思った。
公開制限に気を付けないと参加資格を失ってしまいますが、
いま挑戦するなら良いコンテストだと思います。
-どこへでも行けるとして、行ってみたい場所はどこですか ?
ボクは崩壊前のアチュアン墓所の夕暮れが見たいです。でもたまTAMAきるKILL怖いです><
じゃあ僕は、ムーミン谷!
あの灯台のある島に住みたいです。
あとムーミンパパはろくでなしだと思います。僕もああなりたいです。
-そろそろ枯草さんが何フェチなのか、弱点を教えて下さい。
正直にカミングアウトしておくと、ファンアートが大量にやってくるチャンスです !
じゃあ僕は、妹とメイド!
みなさん、聞きましたか ?
わかったら今すぐに枯草さんのメールボックスに妹とメイドを山盛りにする作業に移るのです ! さあ !
-今、個人的に注目してる作品はなんですか ? 具体的に誰のぱんつですか ?
具体的じゃありませんが、世界樹を参考にした感じの
制作中フリゲが二本ほどあるようなので、
それぞれ完成するのを待っています。
あと
SmokingWOLF氏がシェアで新作を出すそうなので、
ちょっと楽しみにしています。
つまり狼煙氏のパンツに注目しています。
SmokingWOLFさん、聞きましたか ?
わかったら今すぐに枯草さんの宅配ボックスにぱんつを山盛りにする作業に移るのです ! さあ !
(
>>31さん)
枯草さんが一番気に入っているgoodendはなんですか?
パリスのが一番楽しそう。
キレハとフランのも、こっ恥ずかしさに耐えて書いたぶん
割と良くなったかも。
(
>>32さん)
チュナって結局、なんだったんでしょうか?
シーウァの王家に関係しているらしいことは分かるのですが、
なぜ処分されるようなことになったのか、
どういう経緯でレナのところに来たのか、
読み込みが甘いのかさっぱりです。
とりあえず今のところは、西シーウァのお家騒動を
予防するためだったと思って頂ければ。
説明不足で申し訳ないですが。
(
>>33さん)
エンダの名づけのところで、先に割れているのは
後にガッシガッシ倒すことになる青竜たちの卵でしょうか?
竜石のためとはいえエンダの同族を倒すのは少し気が引けてしまいます
それとも竜王であるエンダと他の竜はまた別物なのでしょうか?
複数産まれた卵が、世話する者のいない状況で順次腐っていって、
そんな環境でも一番パワフルな卵が勝手に孵化寸前まで行った。
それがエンダの卵だった、という感じです。
ちなみに他の竜たちは、転生時に分離した竜王の一部、
みたいなもので、倒すことでエンダに同化しています。
(
>>34さん)
枯草さんはマヨネーズにはツンデレなんですか?
ま、マヨネーズなんて全然好きじゃないんだからねっ!
(
>>34さん)
本編に登場するキャラの中で
- 結婚するなら
- 親友になるなら
- 兄弟(姉妹)になるなら
- ライバルになるなら
- 同僚にするなら
それぞれ誰がいいですか?
結婚 ネル。生きる希望が湧きそうだ。
親友 アルソン。おせっかいで友情が続きそう。仕事で関わるのは嫌だけど。
兄弟(姉妹) パリスとチュナ。チュナに叱られたい。
パリスは駄目っぷりで安心させてくれつつ、いざという時頼りになりそう。
ライバル シーフォンかテレージャ。両方とも容赦なく駄目出ししてくれそう。
同僚 メロダーク。嫌な事を代わりにやってくれそう(非道い)。
メイド フラン。
(
>>35さん)
ギュスタールは騎士編、盗賊編共通で必ず左目を負傷してますが、
これには何か理由があるのでしょうか?
隻眼になって更に貫禄を増した14歳が隠しボスで出てきてくれると信じてたのですが…。
そのうち別の地域で、隻眼の頭領に率いられた
流浪のレンデューム忍群が暗躍したりするのかも。
(
>>35さん)
ほかにも、一人だけ現代に登場しない魔将ダーマディウスについてや、
タイタス十一世とルインのセリフの差異、
過去にテオルとパーシャの間に何があったのかなど、
色々とお聞きしたいことはありますが、とりあえず14歳のことだけお聞きしたいです。
ちなみにダーマディウスのいるあの空間も、
連続性が怪しいけれど一応現代?です。
十一世は帝国再建を後悔中。テオルはパーシャの元婚約者。
(
>>36さん)
何故、真夜種王だけアニメがあるんですか。
プレイヤーの戦闘意欲を下げる呪いですか。
サービスです。大サービスです。
(
>>36さん)
「川の娘」と「ヴァラメアの魔女」で食い違っている
例の件はどちらが正しいんですか?
書物の内容に関しては、ある意味どちらも間違っています。
伝承された話が昔話の形に落とし込まれたり、
ロマンスを追加されたりしているためです。
(
>>36さん)
タイタス十世がダーマディウスだけ殺さなかったのは何故ですか?
帝国滅んでるようにも見えるのですが一世さんはどうしてほっといたんでしょうか?
データ的にも魔力が敵中最高とのことですけど何か関係してますか?
十世は、一世の支配をあっさり振り切ってしまったようです。
ダーマディウスは十世と戦ったあと、
男の友情的な何かが芽生えて味方しました。
のちに十一世に敗れてその支配下に入っています。
(
>>37さん)
質問ですが、自分はファンタジーもののTRPGを自作しているのですが、世界設定部分がどうもうまく行かず手につきません。
Ruinaの世界設定はどんな風につくって行きましたか?
最初はいろんな人が自由に参加できるようにと、
日本式ファンタジーの最大公約数的なものをと考えて作りました。
雰囲気は出しつつも、できるだけ自分の趣味は抑え、
様々なギミックを受け入れる余地を作ったつもりです。
その後Ruinaで使う際には、神秘性を強調するために、
エルフのような異種族や魔物は表面から隠し、
魔術は抑圧されてることにして、と
主人公たちが日常の側から出発できるように変えました。
神秘的なものは隠さないと神秘にならない、と考えたためです。
一人プレイのCRPG用か、複数でやるTRPG用か、
TRPGでもどんなプレイをするのか。
用途に合わせた世界設定が良い世界設定だと思います。
(
>>38さん)
ルギルダとタイタス一族が同じカラーリングなのは
何か深い意味があるからでしょうか?
それとも単に枯草さんがアルビノフェチだからでしょうか?
はい、フェチだからです!
(
>>38さん)
それと就職が決まらなくて泣きそうです。励まして下さい。
もしくは嫁に貰って下さい。
ブラックプディングはさすがに無理そうですが
ポララポならば作れるよう頑張りますから!
就職して私を養うといいと思います!
冗談はさておき、長く勤められるいい職場が見つかるよう祈ってます。
おまえほどの男がなにを迷うことが……げふん。
ではボクからも、ぐっらっふぉーぐっちょい。
(
>>39さん)
タイタス三世さんが妙に意味深なことを言っていたのですが
何か裏設定とかあるんですか?
十六世と同じような気持ちだったのだと思われます。
(
>>40さん)
ホルムの町の北が城壁に囲まれていないのはなぜでしょうか?
魔王の時代には関所として使われていて、すべて城壁に囲まれていたのですが、
数百年たった現在では崩れて森に浸食され、補修が追いついてないようです。
野外マップを見ると、西半分は現在も森の中まで補修されてます。
北東あたりが欠けてるのは、防衛拠点としては西の砦がメインだと思って
予算をケチッてた結果かもしれません。
(
>>40さん)
ネルのお父さんは生きてるんでしょうか死んでるんでしょうか
ネルが幼い頃に亡くなっています。
(
>>40さん)
キレハさんの乳首が気になって仕方ないのですが、
他の人たち(特に男性陣とテレージャ)は気にならないのでしょうか
あれはエロい人にしか見えない乳首です。
普通の人には見えません。
普通の人なんているんだろうか?
(
>>41さん)
鍵の書についてデネロスは「東方を旅して手に入れた」と、
バルスムスは「東方神殿跡から持ち去った」と言ってますが、
シーフォンが「キール山に保管されていたのを継承した」と言ってるのは何故でしょうか?
キール山の人が東方神殿に預けていたものを、デネロスが回収。継承を認められる。
という流れ。
シーフォンのが微妙に違うのは伝聞のためです。
(
>>41さん)
仲間の中でシーフォンだけ出自が不明瞭なのも気になります。
大学に迎えられたきっかけや、それ以前の生活ってどうしてたんでしょうか?
下級貴族の出身、普通に天才だったので大学に入学。
(相応しい教育を与えられる施設が他になかった)
そこで怪しげな教師や怪しげな学生や留年生からなる
怪しげな魔術結社に誘われた末、怪しげな事件を起こして退学。
こんな感じです。
バナナはラッキーアイテムです。
(
>>42さん)
ラバンやオハラは美少年(女)だったようですが、他にも美形設定のキャラはいますか?
その前に、ラバンとオハラが本当に美形だったのか疑った方がいいでしょう。
騙されちゃ駄目だ!
(
>>42さん)
テレージャはいわゆる両刀と考えても良いのでしょうか?それとも単に修道院での
女子校ノリのなんちゃってバイが抜けていないだけなのでしょうか?
少なくとも本人は、両方行けるだろうと考えているようです。
基本的に頭でっかちな人なので、性別なんてささいな事さ、と理念優先で。
実際に本人の性質がどうなのかは分かりません。
(
>>42さん)
おまけギャラリーのアルソンのサーコートのシンボルは、公国の国章ですか?
それともアルソンの実家の家紋でしょうか。あの生き物についても教えて下さると嬉しいです。
アルソンの実家の紋章です。
獅子が公国の紋章だからといって、マーライオンもどきを
紋章にしたアルソンの先祖はちょっと変だと思います。
(
>>42さん)
同じくギャラリーのシーフォンの耳が尖って見えるのですが、人種が特殊だとか、
キレハのように人外の血が混じっているといった設定はあるのでしょうか?
白子の街イベント直後での彼の反応も気になりました。
(
>>44さん)
アーガデウムで出現するタイタスの器の中で、テオルとチュナは王族の血を引いていますが
一人馬の骨のシーフォンも何らかの血を引いているのでしょうか?
また「ダーマディウス伝」の中で生前のダーマディウスは赤い髪だったとありますが
ダーマディウスを魔将化したタイタス10世の大人の姿とシーフォンの戦闘グラフィックが共通なのには
何か関連があるのでしょうか?
シーフォンは普通のエルパディア人のはずですが、
何故ああいう特徴が出たのかは不明です。
あえて言うなら、妖精族を思わせる感じ。
ちなみにグラの方は、特に関係なかったり。
(
>>42さん)
男性キャラの、猫耳フード装備可否の境目は何でしょうか?
年齢ではないようですし、あの性格のシーフォンが装備可能という点で、
着装者の嗜好に依るというのもありえない気がしますし…。
いや、分かりませんよ?
シーフォンはああいうのが趣味かもしれませんよ?
実際のところ、似合うかどうかパーティ内で激しく議論して
装備可能かを決めているのだと思われます。
(
>>42さん)
Ruinaファンの間での、アルソンの扱いが大変痛ましいことになっており、
アルソンファンとしては憤懣やるかたない心持ちです。
折角の機会ですので、ここは枯草さんからビシっとフォローのお言葉を賜りたく存じます。
何卒よろしくお願い致します!
みんな勘違いしている!
アルソンのネタキャラとしての潜在力はあんなもんじゃあないぞ!
(
>>43さん)
鍵の書についてですが、鍵の守護者は何者なんですか?誰かに似ている気がします。
そこは言葉にしちゃうと残念な気分になりそうなので、内緒で。
(
>>45さん)
簡潔に。枯草さんが一番気に入ってる夜種王はどなたですか?
魔神のネタを揃えるのにはちょっと苦労したので、彼で。
(
>>46さん)
成人年齢のようなものはあるのでしょうか。年齢差を見るにアルソンやシーフォンのあたりに若干不安が…
16くらいで大人として扱われます。
細かいことは気にしては駄目です。20年後には大した差じゃありません。
(
>>46さん)
魔将間のヒエラルキーについてお伺いしたいです。それとも互いに面識なかったりするのでしょうか。
ク・ルームとアイビアが上位で、他はほぼ一線です。
(
>>47さん)
作中では魔将のような傀儡としての不死、石化不死、魔王を見張らなくてはいけない呪い、
トゥルーエンド描写(これは不明瞭ですが)などいろいろな不死が登場しますが
タイタスさんは何故代々の皇帝に憑依するという形式をとっていたのですか?
神官マップで話していたように、生きるのに疲れて影に歴代皇帝を通して政治させておけばいいやと考えたのか
それとも自分が生きてる時代には見つからず、主人公のような完璧な体を得た暁に今度こそ術を施そうとか考えていたのですか?
タイタス式の方法は、他の世界に本体を置くため
現世への干渉が間接的になるものの、
非常に安全で安定している、という利点があります。
肉体を持たないため、人間の限界を超えることもできるようです。
(
>>48さん)
ネス大公国は諸侯の力が強く、ホルムは軍事的な要衝のようですが、
ホルム伯位は辺境伯位のように、実際の称号よりも格が高かったり、
特別な権限を与えられていたりということはあるのでしょうか?
ホルム伯領が成立したのは分裂前の大シーウァ王国時代だったため、
ホルム伯の格自体は特別高くはありませんでしたが、
分裂後は国境警備隊を置くことと、そのための徴税を認められています。
なお東部のボーア侯爵領などは、当初から軍事権を初めとした
広い権限を与えられています。
以上、適当に思いつきで書きました。
(
>>48さん)
「大河物語」では、元々のシバ王国の流れを汲むのは東シバの王家のみのようですが
Ruina世界のシーウァの英雄王の3人の子の国は、今でもそれぞれにその血統を保っているのでしょうか。
テオルが「東方守護の獅子公の血筋」と言うとおり、やはり彼やアルソンも
アレム(とラバン)の子孫なのでしょうか?
はい、大シーウァ王国の血統は三つの国でそれぞれ保たれています。
大公もシーウァの王位継承権を持っているため、色々とややこしい事があるようです。
(
>>48さん)
また「大河物語」での、シバ王家は古帝国の皇帝家の血を引いているようなのですが
Ruina世界でのシーウァ王国も、アルケア皇帝家の血との関係があるのでしょうか。
シーウァは帝国時代のシバと直接的な繋がりがあり、
アルケア皇帝の血統と関わりがある可能性もなくはないのですが、
その影響は特に見られず、当人たちも特に意識はしていないようです。
ただ、今後どうかは分かりません。
(
>>49さん)
アルソンが家事を得意とするようになった過程の設定があれば知りたいです。
彼の能力はTRPG大河物語の「家事」スキルに相当するのでしょうか。内部的に。
それならば育児スキルも付いてくるのでテオルの双子も安心ですね。
乳母とその子供の影響だったようです。
あとは才能。獅子は生まれた時から獅子であり、
アルソンは生まれた時からアルソンでした。
(
>>49さん)
ことあるごとに薔薇に縁がある彼ですが、なぜ薔薇が好きなのですか?
よりによってテレージャが喜ぶような花になったことの理由等ありましたらお願いします。
(そして薔薇の剣が薔薇ではなかったなら、あんなに標的を外すことはなかったのでしょうか…)
彼の故郷にある風吹く丘とかいう場所で、
はかなく散る薔薇に何か大事な誓いをしたためです。
どう大事なのかは知りません。
(
>>49さん)
血筋的には恐らくVIPのアルソンが、怪しい連中と未知の遺跡を彷徨していても
親御さんは心配ではないのでしょうか。実は見えないだけで凄腕の従者が付いてきたり、
それとも優秀な弟妹がいるので万が一の際にも替えがきく、といったようなリスク回避が
密かにされていたりするのでしょうか?
古風かつロマンチックな、「遍歴の騎士」とかそういう言葉に
思い入れのあるような親御さんなのでしょう。
だからと言って、まさか息子が盾扱いされてるとは思いますまい。
(
>>49さん)
アルソンが従騎士の頃、主の騎士として付いていたのはテオルですか?
騎士ルートの会話の端々からそのような雰囲気を感じたのですが…。
はい、そうです。
ちなみにテオルは、子飼い騎士の量産みたいな事をやるために
騎士見習いをぞろぞろと引き連れていたようです。
(
>>49さん)
アルソンは温泉での仕草や、例の人に無理やり脱がされた時の反応がアレなのですが
メロダークや例の人と同様のアレな素質を持っているということなのでしょうか?
その割には、小人の塔でテレージャに心眼で透視された時の反応がネガティブだったのが気になります。
アルソンの *美しい* 裸体に対するこだわりについて、是非ご教示ください!
アルソンは別に裸になるのが好き、という訳ではありません。
彼はごく健全です。特に変なこだわりもありません。
ただたまに、一人でいるときに、ちょっと鏡を見つめるだけなのです。
ちなみにテレージャに見られるのを嫌がったのは、
よほど彼女の目付きがエロかったのでしょう。
(
>>50さん)
戦闘時のBGMが選べるのは良かったのですが、
ダンジョンやフィールドでの音楽も雰囲気がよくて、いつもそのまま聞いていたいと思ってしまいます。
ダンジョンのBGMのままか、戦闘時のBGMへの切り替えをする、しないが選べたら、うれしいです。
それはちょっと難しそうな気が……。
不可能ではありませんが。
(
>>51さん)
エンダは成長していけばいつか竜の姿になれるようになったりはしますか?なれると嬉しいけど、なれないままでも好きなのは変わりません。
いずれは竜に変身できるようになれます。
きっと何か感動的なイベントとかを経て。たぶん。
(
>>47さん)
あの世界はテレージャのように信仰する神々を選択することが可能なのだとして
その選択の違いによって生活様式や信仰形態、使える術も変わってくるのでしょうか。
また変化するならどれくらい、とまで聞かせていただければ最高です。
大河世界ではいろんな神様がいてうはうはなので
具体的な設定資料があったら卒倒する自信があります。
ちなみに枯草氏はどの神様がお気に入りですか?
(
>>52さん)
露出度の高い衣装や露出そのもの・刃物がOKだったり、
煩悩ウェルカムなRuinaの聖職者の皆さんは、
一般的なRPGのそれに比べて寛容な戒律のもとにいるように
うつるのですが、禁忌事項はあるのでしょうか?
一般的でないであろう推奨行為などもありましたらお願いします。
まず信者一般の場合には、
殺人、窃盗、姦淫、偽証、神性冒涜の禁止。
魔術全般の使用禁止。
正統とされている以外の思想や学問の禁止。
礼拝の義務。
聖職者は、これに加えて
戒律で規定されている魔術の使用許可。
婚姻と性行為の禁止。
宣教の義務。信者保護の義務。
魔王や異端、異教徒との闘争に協力する義務。
負傷者の治療の義務。貧者と病人救済の義務。
神殿軍に所属する僧兵は、指揮官の判断で
これらの戒律が一部免除されます。
また信仰する神が違っても基本的な戒律は同じですが、
例えばアークフィア神殿は救済を重視し、
ハァル神殿は闘争や信者保護を重視
キューグ神殿は裁判に関わるものに特化など
神殿ごとに特徴があります。
それぞれの神殿で学べる魔術には、
治癒優先、攻撃優先などの偏りがあります。
独自の高位魔術が奥義として伝えられてもいます。
ただ戒律が有名無実化している場合も多く、
聖職者でも、厳しい部分はあんまり守ってません。
大河の河口から離れた場所になるほどそれは顕著です。
作品内で魔術師が比較的よく出てくるのはこのため。
西のほうの魔術師などは秘密結社化しています。
(これや他の細かい設定に関わる項目は、
今は暫定的なものだと考えて下さい)
(
>>52さん)
一方で騎士道の相違点についても気になっています。
女性庇護義務のような発言は目立ちませんし(アルソンに至っては、
親から帰るように言われた娘に参戦してくれと呼びかけてくる)
姫君が将軍を務めたり、怪力娘がたまに出るような世界では、
やはり女性に対する認識が異なるのでしょうか?
一般レベルでは男女の扱いの違いも大きいのですが、
やはりたまに強い女性戦士がいたり
強力な魔女や巫女も出たりするので、
一方的に庇護する対象とは見られていません。
ちなみに世俗の権力者は男性が多く、
聖職の権力者は女性が多め、という差はあるようです。
(
>>52さん)
聖職者でない登場キャラにも、それぞれ異なる信仰神が
いるのでしょうか?もしあれば知りたいです。
また、無信仰者がいるとすれば、その立場や扱いは
どのようなものなのでしょう?
特に設定は決めていないのですが、
出身地に神殿があればそれを信仰するだろうということで
ホルム出身者は形としてはアークフィア信者だと思われます。
また、キレハは出身部族の祖霊を信仰しています。
ホルムのあたりでは、信仰を持たなくても
ちょっと変わり者、程度で済むと思われます。
土地によっては異端視され、あまり公言すれば処罰の対象になります。
(
>>52さん)
Ruina世界の文明レベルは、現実世界でいうところの
大体何世紀あたりですか?識字率はどの程度でしょうか。
また医術の扱いはどのような感じですか?
14、15世紀くらいをイメージしてますが、
現実世界とは違うため色々とずれがあります。
その他の事は、ちょっと書きかけの文章があったのでそこから引用します。
主要な都市には、官僚や聖職者を育成する大学校や学問所があり、法律と神学、医術を中心に教えられている。
魔術の基礎も学べるが、医術などの一部としてであり、その内容は制限されている。
公的な初等教育はなく、裕福な家庭の子弟は家庭教師や私塾によって教育を受ける。
一般庶民は神殿の聖職者や地域の知識人から文字の読み書きと簡単な計算を学ぶ。しかし土地によってはそれも行われないことがある。
医療技術は高い。聖職者たちは治療師として優秀で、多少の外傷ならば治癒魔術と外科手術を併用して完治させることができる。
聖職者のいない地域では、まじない師がその代理をしている。薬と初歩の治癒魔術によって、一般的な病気であれば問題なく治療できる。
しかし新種の病気が流行する可能性は常にあり、その場合は、治療師たちの技術も役に立たない。
(
>>52さん)
アルビノは珍しくないものなのでしょうか?
演出上の問題もあるのでしょうが、かなりゲームが進むまで、
主人公が白子であることに気づきませんでした。
ピンクや緑の髪の人がいるので、色素が無い程度のことは
適当に流されるようなことなのでしょうか。
それなりに珍しいのですが、
演出上の都合でスルーしておりました。
(
>>52さん)
おまけ4のチュナの項目で言及されている「混沌」とは
具体的にどのようなものですか?
ぐちょぐちょのぬるぬる。
ムアコックか外宇宙の恐怖的なあれか。万物を変異同化流転させる力。
変異が強いと、すぐに死んだり殺されたりどこかへ消えたりして
淘汰されますが、「ちょっと変わった身体能力」程度のものは見逃され、
そのまま親から子へと伝えられたりします。
(
>>52さん)
カエルタッパーやキス対決は素面で思いついたものですか?
あの発想には……永遠にたどり着けないような気がします。
キスネタはそれほど珍しくない気がしてました。
昔の漫画とかで見たような。
(
>>53さん)
枯草さんはシーフォンの人気の高さが意外だったそうですが
公開前に人気が出ると予想していらしたのはどのキャラだったのでしょうか?
女性キャラの誰かかなあ、と。
妹とかメイドとか。またか。
(
>>53さん)
キャラクターを作成するときに「これだけはしない・したくない」と
決めていらっしゃることはありますか?
特には無いんですが……。
複数のキャラを作るときは、価値観が同じにならないようにはしてるかも。
(
>>53さん)
性格が似ていたり、思考パターンが近いとご自身で感じるキャラはいますか?
ご回答を拝読していると、ルギルダ+テレージャ+ラバン+夜種王シリーズという
印象を一方的に抱いてしまったのですが(すみません)
夜種王+職人の弟子+メロダーク+小人の塔の巨人+ピンガー。
(
>>53さん)
メロダークはどうしてあんな…になってしまったのでしょうか。
小人の塔の単独会話と味っ子発言を初めて目にしたときには何かの間違いだと思いました。
考えてみれば、純ホルム人や辺境出身のキレハは常識的ですが、出身地の都会度と
変人度は比例しているように感じます。
これは偶然ではなく何かの陰謀だと思いますが、いかがでしょうか。
都会を貶める私の陰謀です。クソッ、都会め……オシャレめ!
むしろあれがメロダークの本性に違いない。
何も屈託のない環境で育ったら、あんなものでは済まなかったことでしょう。
(
>>53さん)
アルソンはテオルの命で乗っ取りのために色仕掛けに来たようですが、
その類のことを嫌いそうなアルソンに対して、テオルはどのようにして
説き伏せたのか興味があります。よろしければ教えてください。
「中央集権化のためって説得されて来たけど、
ちょっと気が進まないな……どうしようかな……
え? あの娘なの!? ラッキー!!」
こんな感じ。
敵に使われたときには何とも思わなかった一騎当千をこの間使ってみました。
「単騎突撃」の文字にハッとしたのですが、このスキルを修得したキャラは
馬と行動を共にするようになるのでしょうか?
考えてみれば戦士ルートの戦場のアルソンあたりは、恐らく騎乗していますよね…。
戦場や野外ではそうです。
ダンジョン内ではエア乗馬です。
口で「ぱからっぱからっひひーん」と言ってます。
-次回作は特に予定していないとのことですが、
枯草さん個人としての今後の目標をお聞かせ下さい。
……貯金?
何とかして一生分の生活費を貯めて、
あとは好きなものだけ作って暮らしたい。
-このインタビューを読んでいるフリーゲーマーの皆さんに、言いたいことを言って下さい。
作ってもさりげなくスルーされたらどうしよう、
と悶々しながら作ったりしてましたが、
制作にかけた労力ぶんは報われた気持ちです。
ありがとうございました。
-最後の質問です。
あなたにとってフリーゲームとは ?
面白いと思ったことをそのまま形にできる場所。
お金以外の不思議な何かで取引されるもの。
-回答ありがとうございました !
さて、気になる次回のゲストですが、↓の方です。
- 1999年、鮮烈のフリーゲームデビュー。
- 数々の著名作品に協力。どの作品クレジットを見ても名前が載っていて「また○○か」と言われたことも。
- 代表作「夜空の星」「人よ、忘るるなかれ」他多数
- 2010年5月、新作発表。